5月18日(土)
国立代々木競技場
オリンピックプラザ特設ステージ
フリーライブ 続き
何から始まるのか?
ん?この低音は。。。
なんと『君はTVっ子』。踊るしかないでしょ?
気分は高校生。(笑)右手を挙げて時計の針をクルクル廻す。
今日の待ち合わせ場所は渋谷。
いつの間にやらオレのスカート♪と歌うMIYAさん。
ブラウン管から聞こえた黄色い声はちょっと少なめな感じ?
YAMAさんはピックを投げ、曲の最後にMIYAさんがハープを投げた。
いいなあ。。。欲しいなあ。。。ブルースハープ。
「デビュー曲を聞いていただきました。
言いたい事たくさんあったけど前説で全部言ってしまいました。」とMIYAさん。苦笑いなとっちー。
MCも好調のようだ。。。ノリ的にはホコ天みたいな感じ?
チャ〜ンチャ〜ンチャ〜ン♪というキーボードに合わせて
礼をするステージ上の面々。
MIYAさんが「こんばんわ。ゆずです。」と言って体操し始める。
ルンバ♪ルンバ♪…。。。
えっ?ひょっとして『逆立ちすれば答えがわかる』?
ルイスの「Hey,Man?」MIYAさん何故か止まり「もう一回行くよ♪」
アレ?失敗???
SKAのリズム聴いたら跳ぶしかないでしょ?
縦に横に体を揺らし跳び続ける、踊り続ける私。
2曲目で既に汗が。。。
次の曲は『ひゃくまんつぶの涙』。
この曲はヤバイかも。。。
空を見ると雲行きがアヤシイ。。。
アメヨ フレフレ…?
急に雨が降り出したらどうしよう。。。
と思っていたら突然沖縄民謡へ。。。
でも何だかレゲエチック。でも沖縄民謡。。。
「この道をよく通ると思い出します。」
デビューする前に2年半続けたホコ天時代の話。
J(S)Wブレイクする頃始めたという話。
この場所に来ると嫌でも(楽しい思い出、嫌な思い出を)
思い出す、という話。
この道がルーツだという話。
だからココからツアーを始めたという話。
古い曲も新しい曲も(今日は)やるという話。
短い時間だけど楽しんで欲しいという話。
始まった曲は『からたち野道』。
「この道を〜」って言った時ひょっとしたらと思ったけれど。。。
この間TVで変な採り上げられ方された曲。
でも、やっぱり名曲。
目の前でうたっているのにどうしても空を見てしまう。
今迄は沖縄の事、戦争の事を思い出し、
MIYAさんの表情から、声から、その重みを感じようとしていた。
でも、何か今日は単純に、懐かしい道、、、
その上にある空を見ていたかった。
丁寧にうたわれる曲。
時折MIYAさんの顔を見るものの大半は空を見ていた。
鳥が飛び、木々が風に揺られ、
ステージ裏でテニスボールが跳ねる。(コレが揺れてた木々)
ゆっくり時間が過ぎていく。
コーラスを実際何て言ってるのか気になったが
その謎は解けずじまい。。。
「網の(後に檻の)外の方、どうぞ入ってきていいですよ。
何のお構いもできませんけど」と勧めるMIYAさん。
動こうとしないお客さんに「あっ、そこがイイ?」と会話する。
確かにその檻の外、ステージよく見えるし。。。
そして新曲『この街のどこかに』。
初ナマだ。やっぱり野外が似合う曲。
結構みんな口ずさんでる。まだ、発売してないのに。(笑)
「♪この空のどこかに〜♪」の所では、空を見上げてしまう。
何の前ふりもなく始まったのは『神様の宝石でできた島』。
この曲は今回もはずせないようだ。。。
今年はどこの土地の歌になるのだろうか?
MCかと思ったら、MIYAさんみんなの顔じっくり見て
「ニコニコですねぇ。。。」って。
そりゃ、ニコニコにもなりますよ。。。
久しぶりのBOOMのライブなんですから。。。
「いい顔してますね。お化粧も流行のメイクでありがとうございます。」とMIYAさん。
その時客席から「うっとりした♪」との声。
「…うっとりされました。うっとりありがとう♪うっとりしてください。」と返すMIYAさん。
そして、メンバー紹介。
ルイスの日本名は谷ゴロウ?(嗚呼。。。漢字わからないや。。。)
コーラスの久美さんの事を久美ネエって言ってたのが微笑ましかった。(と思ったのは私だけか?)
三線登場で何が始まるのか?
頭の中で曲名がぐるぐる回る。
「エイジアン・ハードコア・パンク・グルーヴ・ロック・クラッシャー(多分。。。)な曲」
???何だろ?ますます頭の中のぐるぐるが加速し回る。
「I FEEL GOOD」ああ、、、『いいあんべえ』だ。
KICK THE CAN CREWの登場。
♪小さな輪から大きな輪!!♪
自然と叫び、手を挙げてる。
笑っていいともがふっと頭をよぎった。。。
ロックで沖縄でラップでグルーブな曲にアレンジされていた。。。
MC。サッカーの話。
「昨日ソワソワしてました。(ワールドカップの選手に)選ばれるんじゃないかと思って。。。
中村君と泣きました。一緒に。」と笑いをとるMIYAさん。。。
「中山、、、ゴン、、、彼の記者会見の言葉で
『選ばれなかった選手の為に試合をするんじゃなくて、
選ばれなかった選手が試合を見ててこうやった方がいいとか、
違うよって言われないようにプレーしたい』と言ってて、、、
いい事言うなと思って。。。今日はそういう気持ちで臨んでいます。
(間)具体的にはどうしていいかわからないですけど。。。(苦笑)」
なんか、このまったりした空気がいい。。。(笑)
「素晴らしいシチュエーションですから、一緒に風になりましょう。。。」
始まった曲はもちろん『風になりたい』。
出てきた楽器で予測できる曲。(笑)
久美さんが「歌え♪」と手でアピール。
ダーリンの横の男の子ノリノリ。もちろん私もノリノリ。
今福さんとの音真似遊び?はなかったけど
この曲はやっぱり楽しい。
振り付けがなかったのが少し残念だったけど。。。
THE BOOMのメンバー4人だけになる。
これから発売されるCDなどの宣伝の後、
「前説でも言いましたが、ゴミは持ち帰る。
雨が降ったら…カッパは急に持ってないですよね?」とMIYAさん。
みんなすかさず「持ってる♪」
「ああ、、、本当。。。?準備万端だね?
何が起きてもいいようになってるんでしょ?
雨。。。こんな事言ってたら降りますからね。」
そうそう、雨を連れてくるバンドだからね。
だから、レインコートは必需品です。
昔は台風も連れてきたんだから。。。(笑)
「最後の曲は、、、」みんな口々に「えーっ!!!」とか
「やだぁ〜!!!」とか叫ぶ。
この「やだぁ〜!!!」が人によっては甘えた声だったりして面白い。
彼が『もう帰るよ。』と言った後に
彼女の言う『やだぁ。。。帰らないで(はあと)』
の『やだぁ。。。』の人も居るわけです。
その声で持っていたハープを台の上に戻すMIYAさん。
「ボーカリストは最後の曲ですと言ったら
必ずイヤな顔をされるので今日は言わないまま去ろうと思ったのに
前説で一時間位と言ってしまったので。。。」
なんてとっちーを責めつつ?(笑)
「もうちょっとやりたい気分ですけど」とみんなで相談。。。
「わかりました。僕も大人です。もう少しやろうか。」と言いながら
『最後の曲は、、、」とまたハープを持つMIYAさん。(笑)
「最後の曲はまた後でということで、、、5分ください」と言い残し去っていくMIYAさん。
どこからか「タカオ♪(チャチャチャ♪)トチギ♪
(日本チャチャチャ♪って感じで)」コールが沸き起こる。
おさまらないのでとっちーコメント。
「何が起こるかわからないのがホコ天のライブでした。。。
今回のツアーは週末なんで旅行気分で皆さん来てください。」
旅行気分で行きますよ、私。
そこにツアーTシャツ(紫色)を着て登場。
始まった曲は『なし』
オリジナルの『なし』を聴くのは久しぶりだ。
BSの時はアレンジが変わっていたから。
もちろん”コツコツ”ノックする。
ギターソロでMIYAさんがTAKASHIくんを肩車する。
この光景も何だか懐かしい。。。
曲が終わると皆中央に集まって次の曲の相談。
「雨の日風の日〜♪」「紙飛行機〜♪」「星のラブレター〜♪」
みんな好き勝手に曲名を叫ぶ。リクエスト大会か?(笑)
MIYAさんファイルをパラパラめくる。
カラオケみたいだななんて言いながら曲を探す。。。
「こんなライブは初めてだよ。これは難しいぞ。。。
これしかないな」と選んだ曲は M-24(らしい)『過食症の君と拒食症の僕』。
鶴来さんに渡した楽譜?が落ちたり、
MIYAさんは歌詞カード?楽譜?を見て座ったまま曲が始まる。
この前奏をきいたら自然とモンキーダンス(古い言い回し?)
を始めてしまう私。。。
「♪〜お菓子にアイスにバナナにうどんにミックスナッツが100ダース♪」の所が
歌詞を(忘れたためか?)言えず「ああ゛〜っ!!!」って叫ぶ。
そんな姿を見ていると楽しい。
まるでホコ天のようだ。
(実際にホコ天でやってるのを見たわけではないけれど。)
そして、ハープに手をかけるMIYAさん。
再びBOOING。
でもMIYAさんの「ありがとう」の声でBOOINGが拍手に変わった。
「子供も年配の方も夫婦、恋人、、、
誰でも楽しめるツアーを作っています。
もし違う場所で聴きたい方はぜひ来て下さい」
このMIYAさんの言葉を聞いて昨年からのツアーの形は
昔からMIYAさんがやりたいと言っていた
自由な場所でいろんな人が自由に楽しむライブなんだなと思った。
13年経って望んでいたライブの形ができて良かったなと
心から思う。
予定外の2曲の前にやる予定だった
【最後の曲】『星のラブレター』。
この曲を聴くと大阪城野外音楽堂を思い出す。
PVが撮られた場所。
残念ながらその撮影には参加していないけれど。
アンコール。
なんと、『いいあんべえ』のPVを撮るという。。。
油断していた。メイクの保障はないぞ。(笑)
「化粧直しに2分待ちます」とMIYAさんは言ったがすぐに始まった。
再びKICK THE CAN CREW登場。
かなり体は燃え尽きていたんだけれど(笑)
PVに映るかもと思うと跳ねてしまう。。。(^^;
2回目だと「♪小さな輪から大きな輪♪」や
「いいあんべえ♪」と叫ぶタイミングもばっちり♪
そして最後の曲、『島唄』。
曲が始まる前にカセーロさんの事をこう語っていた。
「カセーロさんは声をかけてくる人1人1人に労を惜しまず話しをして、、、
1人1人が幸せになれば全員が幸せになるという考え方を持ったステキな方」と。
そして「『島唄』が賞をとった現象自体は嬉しいし誇らしいし良かったなと思いましたけど、
それよりも何よりもそんな魅力的な人間に僕らの歌が届いた、、、その事が一番嬉しくて」
(この部分がズームイン!!SUPERの6時台に流れてました。)
「、、、うたって帰ってきました」と語るMIYAさん。
「♪でいご〜の花が咲き〜♪」
いつもはただ呆然とMIYAさんを見ていたんだけれど
今回は思わず拍手をしてしまった。
いつもはMIYAさんが発する音の邪魔をせず
耳を澄まし風を感じていた。。。
今回も、歌い出した途端風が吹いたのだけれど。
拍手をせずにはいられなかった。。。
この曲も『からたち野道』同様
聴くと沖縄の事、戦争の事が頭をよぎり硬直し重みを感じる。
声や表情から聴き漏らさない様、
見逃さない様じっとMIYAさんをみつめる。
一時は手踊り?(沖縄の踊りの、あの手の動き)さえも
沖縄の事を知らない私は、この曲の意味もわからない私は、
してはいけないのではと思ってたほど。。。
MIYAさんの中での『島唄』が変わったんだろうか?
『島唄』は今も変化している。
私の中でも、少しずつ変化している。。。
ひねくれ者の私が(ヒットした曲を他人に薦めるのが何だか嫌なのだ。)
素直に薦められる曲となった。
そうだ、素直にす〜っと心に入ってくるようになったからだろう。
「ありがとう」と言って去っていくメンバー。
その「ありがとう」がとても暖かい。。。
メンバーが去った後新曲の『この街のどこかに』が流れ出す。
みんな思わず口ずさむ。
まだ、余韻が冷めずかかる曲に耳を傾ける。
あっ、そうだ!!!アレを撮っておかなくては。
ステージ横に止まっているトラックを。
コレを見てるだけでワクワク感倍増。もちろん爽やか感も倍増♪
(私だけか?)
栃木のお姉様にも挨拶をして、
さて、そろそろ会場を後にしようかとステージから離れつつ周りを見渡すと
こんな人やこんな人達も来てたんだ。。。
家族でTHE BOOMのライブって憧れるな。
さらにこんな風に輪になって
かかってる『ひゃくまんつぶの涙』に合わせて手を叩いてるお子ちゃま達発見♪
いろんな人がこの会場にいたのかと思うと心がホカホカになった。。。
帰り道、明治神宮橋の所でライブをしてる二人組みに遭遇。
ワカバというグループ名らしい。
この二人に主な詩を書いてる子がいるらしい。
すごくキレイな声。
ホコ天気分になってしばらくライブを聴いて帰ることにする。
話しを聞いていると神戸にライブをしに行ったらしい。。。
関西は怖いと脅されて行ったけどいい人ばかりでした。。。
と語ってました。
やはり、活動本拠地が落ち着くようです。。。
その気持ちはよくわかる。
こうやって各地のライブを見てるけど
やっぱり関西のライブが落ち着く。
早く関西でBOOMのライブを見たいなあと思いながら橋を後にした。
まだ帰るまでに時間があるというので若者の通り?
竹下通りへとくりだしました。
すぐ帰らなきゃいけないと思っていた私は
(移動手段に関してはダーリンに任せっぱなしなので。。。)
TUK TUK CAFEのイベントなど考えてはいなくて、
後でシュンツさんのメールで羨ましがるのでした。。。
竹下通りのエピソードはまた後日。。。
リンクできるようになったら読んでみて下さい。。。
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